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保険でできる白いつめもの「CR(コンポジットレジン)」とは?

    こんにちは。院長の古田です。 12月は古くから 「師走」 と呼ばれますが、 これはお坊さんが走り回るほど忙しくなることが 由来のひとつとされています。   年末に向けて公私の予定も重なり、 私たちも何かと慌ただしく感じる季節です。   忙しい合間を縫って、 「今年のうちにむし歯を治しておきたい」 と考えている方も多いのではないでしょうか。   実は、むし歯治療において 見た目を損なわず、 歯の負担も小さく済む方法があります。         ◆白くて自然!  CR(コンポジットレジン)とは   むし歯は治したいけれど、 「治療のあとが目立ってしまうのはちょっと…」 と気にされる方は少なくありません。   このようなお悩みに応えるのが、 自然な見た目に仕上がる 「CR(コンポジットレジン)」 というつめものです。   CRは歯科治療用の白いプラスチック素材で、 保険診療でも広く用いられています。   最初はやわらかいペースト状ですが、 むし歯を削った部分につめて 特殊な光を当てると固まり、 歯にぴったりとなじんでいきます。       主に 小さなむし歯 や 前歯のむし歯 の治療に使用され、 治療のあとがほとんど目立たないのが特徴です。         ◆見た目だけじゃない!  歯の健康を守るCRの魅力   CRは 「白くて自然な色合い」 という点が 注目されがちですが、 実はそれ以上に大きなメリットがあります。   それは 「健康な歯をできるだけ削らずに残せる」 という点です。   例えば、 金属のつめもの の場合は、 外れないようにするために健康な部分も ある程度削る必要があります。   一方で、CRは歯に直接接着するため、 むし歯の部分だけを削って つめることが可能です。       一度削った歯は元には戻らないため、 削る量を抑えることで歯の強度を保ち、 ...

12月休診日情報

 

その1本が歯の寿命を縮める!?喫煙と歯周病の関係

  こんにちは。院長の古田です。 11月17日は肺がんへの理解と 予防意識を高めるために定められた 「肺がん撲滅デー」 です。   肺がんの主な原因とされる タバコ は、 全身のさまざまな病気のリスクを高めることが 知られています。   その影響は、お口の中の病気も 例外ではありません。         ◆ヤニ汚れより怖い!  タバコが奪う” 歯の寿命”   タバコによるお口トラブルといえば、 「ヤニ汚れ」 や 「口臭」 を イメージされる方も多いでしょう。   しかし、タバコの害で本当に怖いのは、 歯の寿命そのものを縮めてしまうこと です。   ある調査では、70代の喫煙者は 非喫煙者よりも平均で 約8.5本 も 歯が少ない という結果が報告されています。       その背景にあるのが、 歯を失う原因で最も多くの割合を占める 「歯周病」 の存在です。   喫煙はこの歯周病の進行を早めるだけでなく、 歯周病治療の効果まで下げてしまいます。   この二重の悪影響によって、 タバコを吸う人ほど 歯を失うリスクが高まってしまうのです。         ◆知らないうちに進む喫煙の”二重ダメージ”   タバコが歯周病の進行を早める主な原因は、 煙に含まれる3 つの有害物質 (ニコチン・一酸化炭素・タール)です。   ・ニコチン :血流を悪化させ、歯ぐきを栄養不足にする ・一酸化炭素 :体を酸素不足にして、歯ぐきの抵抗力を奪う ・タール(ヤニ) :歯の表面にこびりつき、 歯周病菌がつきやすい環境をつくる       こうした影響が重なることで、 歯ぐきが本来持つ 「細菌と戦う力」 や 「傷を治す力」 が徐々に奪われていきます。   その結果、タバコを吸う人は 吸わない人に比べて 歯周病のリスクが 約5.4 倍 に上昇するほか、 治療の効果も 半分程度 まで 落ちることがわかっています。   さ...

歯を守れば脳も守れる!認知症対策はお口から

  こんにちは。院長の古田です。 今年は秋の味覚であるサンマが大漁です。   サンマなどの青魚に多く含まれるDHAは 認知症予防にも役立つ可能性 があるとされ、 積極的に摂りたい栄養素のひとつです。   実は 認知症 には食事や生活習慣だけでなく、 お口の健康 も深く関わっていることが わかってきています。         ◆歯が減ると記憶力が落ちる?  ~歯の本数と認知症   年齢を重ねると歯の本数が減り、 これにより噛む力が弱まってしまいます。   噛む力が弱まると、食事や体調面だけでなく、 「認知症」 の発症にも影響することが 多くの研究で示されています。   ある研究では、65歳以上で歯がほとんど残っておらず、 入れ歯も使っていない人は、 20本以上ある人に比べて 認知症のリスクが 約1.9倍 も高いという結果がでています。       「噛む」という行為は 単に食べものを細かくするだけでなく、 あごの筋肉を動かして 脳に刺激を届ける役割も担っています。   歯が減ってしっかり噛めなくなると、 脳への血流や刺激が減少し、 その働きが弱くなってしまうわけです。         ◆歯周病は「アルツハイマー型認知症」の  引き金に   近年は歯の本数だけでなく、 歯周病 も認知症に 影響を与えることがわかってきました。   別の研究では、 歯周病の人はそうでない人と比べて、 アルツハイマー型認知症のリスクが 約1.7倍 も高いと報告されています。   アルツハイマー型認知症は、 脳に 「アミロイドβ」 という 老廃物のようなものが溜まり、 記憶力や判断力が低下していく病気です。   実は、歯周病菌が体に入り込むと、 アミロイドβが作られやすくなり、 認知症のリスクを高めるおそれがあるのです。           ◆歯が20本あれば割引される保険商品も!?   こうし...

子どもに多い!唇の裏の水ぶくれ、放置しても大丈夫?

  こんにちは。院長の古田です。 9月頃からは新米が多く出回り始めます。   お米をよく噛むと だ液の分泌 が促され、 消化・吸収がスムーズになるほか、 自然な甘みを感じることができます。   お米をよりおいしく味わうためにも、 日ごろからしっかり噛んで食べることを 意識したいですね。   ところで、この 「だ液」 ですが、 時折、 お口の中や唇に水ぶくれのような症状 を 引き起こすことがあります。         ◆唇や舌にできる水ぶくれ、その正体は?   お子さんのお口の中に 小さな水ぶくれのような膨らみ が見つかると、 心配になり、慌てて受診をされるケースが 少なくありません。   このような唇や舌にできる 半透明の膨らみは 「粘液嚢胞(ねんえきのうほう)」 の可能性があります。       粘液嚢胞 とは、 お口を噛んだり傷つけたりすることで、 だ液を運ぶ細い管が詰まってしまい、 だ液の行き場がなくなって 水ぶくれのようになってしまうものです。   見た目ほど心配なものではありませんが、 自然に消えることは少なく、 繰り返しやすいのが特徴です。         ◆痛みはなくても油断は禁物   粘液嚢胞は子どもに多くみられる お口トラブルのひとつ で、 舌の先や裏側、下唇 にできやすく、 直径5~15mm と大きさもさまざまです。   ただし、中に溜まっているのはだ液なので、 基本的に痛みを伴うことはありません。   「つぶれると中のだ液が出て小さくなりますが、 「しばらくするとまた溜まって膨らんでくる… というのを繰り返すのが、 この病気の厄介なところです。       つい自分でつぶしてしまいたくなりますが、 傷口に細菌が入り 炎症を引き起こすおそれ もあるため、 気になっても無理に触らず安静を保ちましょう。         ◆治療法と注意したいポイント ...

子どもを「歯医者嫌い」にさせない声かけ&接し方のコツ

    こんにちは。院長の古田です。 8月に入り、夏も本番を迎えました。   夏休み中のお子さんは けがや夏風邪に気をつけつつ、 楽しく過ごしてくださいね。   さて、この長い夏休み期間の間に、 お子さんの “歯医者デビュー” を考えているご家庭も 多いのではないでしょうか。   「歯医者=痛い、こわい」 といったイメージから、どうしても最初は 嫌がられてしまいがちです。   そこで今回は、 お子さんが少しでも安心して歯医者に通えるよう、 保護者の皆さまに心がけていただきたいポイントを ご紹介します。         ◆実は逆効果?こんな声がけに要注意!   お子さんによかれと思ってかけた一言が、 歯医者嫌いを助長することがあります。   無意識のうちに以下のような言葉を 言っていないか、チェックしてみましょう。       ・「歯みがきしないと歯医者さんに連れて行くよ!」 歯みがきを嫌がられるとつい出てしまう言葉ですが、 「歯医者=罰を受ける場所」 とインプットされてしまうため、 歯医者は自分の健康を守ってくれる味方 だと 伝えることが大切です。   ・「お口を見るだけだよ」「痛いことはしないよ」 このような嘘で歯医者へ連れて行くと、 結果的にさらに嫌がられてしまいます。 治療のことは正直に伝え、 終わったあとはたくさん褒めてあげましょう。   ・「みんな我慢しているよ!」「怖くないから!」 このような不安な気持ちを否定する言葉は、 かえって不安を強めてしまう可能性があります。 まずはお子さんの気持ちを理解し、 寄り添ってあげましょう。         ◆ちょっとした工夫で通院がスムーズに   受診のタイミングや待合室での過ごし方など、 少し工夫するだけでも お子さんの通院がスムーズになります。   ぜひ、以下を参考にしてみてください。   1.幼児の受診は「午前中」がベスト 眠気や空腹、疲れなどが重なるとぐ...

歯ぐきにできる硬いコブ「骨隆起」とは?

    こんにちは。院長の古田です。 7月はスイカが旬の時期です。   スイカの種はとても硬く 噛むと違和感がありますが、 そのまま食べてしまっても 健康上は問題ないとされています。   実は、お口の中でも 硬いけれども体に害はない膨らみ が できることがあります。         ◆これは病気?硬い膨らみの正体   「舌で歯ぐきをなんとなく触ってみたら、 硬いコブのようなものができていた」 という経験はありませんか。   このような歯ぐきにできる骨の膨らみを、 「骨隆起(こつりゅうき)」 といいます。       骨隆起は、 主に下あごの内側(舌側)の小臼歯のあたりや、 上あごの内側の中央部によく見られます。   この骨の膨らみは急にできるものではなく、 長い年月をかけて ゆっくりと大きくなっていくため、 「気づいたらいつの間にかできていた」 ということも少なくありません。   ふと気づいた異変に 「これってお口の病気?」 と不安になるかもしれませんが、 骨隆起はあごの骨の形が変化したもので、 基本的に体に害はありません。         ◆骨隆起ができる原因   「なぜ、こんなふうに骨が盛り上がるの?」 と気になる方も多いと思いますが、 実は骨隆起のはっきりとした原因は まだわかっていません。   今のところ、 「遺伝的な要因」 や 「噛む力の刺激」 などが 関係しているといわれています。   噛む力の要因として代表的なものが、 歯ぎしり・食いしばりです。   強い噛みしめが続くと、 その刺激にあごの骨が反応し、 少しずつ盛り上がると考えられています。         骨隆起そのものは病気ではないため 治療の必要はありませんが、 「入れ歯が当たって痛い」 「発音がしづらい」 など、日常生活に支障をきたす場合は、 外科的に取り除くこともあります。   ...