こんにちは。院長の古田です。 秋が深まるこの時期は、 栗など、旬を迎える味覚が楽しみのひとつです。 モンブランや栗きんとんなど、 栗を使った和洋のスイーツも豊富で、 つい甘いものに手が伸びますね。 一方で、甘いものを楽しむときに気をつけたいのが、 むし歯の予防 です。 実は、甘いものは食べ方を少し工夫することで、 むし歯のリスクを減らすことができます。 ◆「量」だけじゃない! むし歯のリスクを高める要素とは? 甘いものによってむし歯のリスクが高まることは、 よく知られています。 実は、このとき注意すべきなのが 甘いものを口にする「量」よりも、 「回数」 と 「時間」 です。 とある研究では 「一度に大量の甘いものを食べる」 よりも、 「少量の甘いものを頻繁に口にする」 ほうが、 むし歯の発症が多かったことが判明しています。 だからこそ気をつけたいのが、 スマホやテレビを見ながらの 「だらだら食べ」 や、 甘い飲みものをこまめに口にする習慣です。 では、なぜ 「回数」 と 「時間」 が お口の環境を悪化させてしまうのでしょうか。 その理由は、 「溶ける」と「修復」を繰り返す お口の仕組み にあります。 ◆お口の中は「溶ける」と「修復」の連続! その仕組みを知るカギとなるのが、 私たちの歯を守ってくれる 「だ液」 の働きです。 私たちが何かを食べるたび、 お口のむし歯菌が作り出した「酸」によって、 歯の表面は少しずつ溶け始めます(脱灰:だっかい)。 しかし、ここで強い味方となるのが お口で分泌される 「だ液」 です。 だ液には 「酸」の働きを中和する力 に加えて、 歯を修復してくれる力 (再石灰化:さいせっかいか) があるのです。 こうして私たちのお口の中では、 日々この 「歯が溶ける」 と ...
こんにちは。院長の古田です。 毎年10月27日からの2週間は 「読書週間」 です。 本を読むとき、同じテーマでも 著者が違えば内容や考え方も少しずつ異なります。 一冊だけでは分からなかったことも、 別の本を読んでみると、 理解や考察がさらに深まることがありますよね。 これは歯の治療でも同様です。 ひとつの治療方針だけでなく、 別の意見を聞くことで治療への理解を深めたり、 新たな選択肢を探ったりすることができます。 そこで今回は 「セカンドオピニオンとの正しい向き合い方」 について説明したいと思います。 ◆「第2の意見」を聞くという選択肢 「歯を抜くしかありません。」 「大がかりな治療が必要です。」 主治医からそう告げられて、 すぐに決断できる方はそう多くないでしょう。 特に、やり直しのきかない治療であればなおさらです。 そんなときに活用したいのが 「セカンドオピニオン(第2の意見)」 です。 主治医とは別の歯科医の意見 を聞くことで 他の治療法を探ったり、 診断の妥当性を確認したりすることができます。 自分の治療についてより深く理解し、 納得して進める有効な選択肢のひとつです。 ◆セカンドオピニオンにありがちな 2つの勘違い 「セカンドオピニオン」 という言葉は知っていても、 正しく理解されていないケースは少なくありません。 よくある勘違いの1つが 「転院前提の相談」 です。 セカンドオピニオンは、 今の主治医による治療を前提に、 ほかの歯科医の意見を聞くことであり、 あくまで転院ありきの相談ではありません。 そして、もう1つが 「ドクターショッピング」 との混同です。 ドクターショッピングとは、 希望する診断や治療方針を求めて、 医...